蟹黄(読み)かいおう

精選版 日本国語大辞典 「蟹黄」の意味・読み・例文・類語

かい‐おう‥ワウ【蟹黄】

  1. 〘 名詞 〙 カニの卵。また、カニ肉の黄色部分
    1. [初出の実例]「丹砂蟹黄(クヮイワウ)なんど調合の薬を服せしめて、その根本を補ひ」(出典仮名草子伽婢子(1666)二)
    2. [その他の文献]〔食珍録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「蟹黄」の読み・字形・画数・意味

【蟹黄】かいこう(くわう)

かにみそ。宋・陸游舟中、暁に賦す〕詩 香白(こはく)(まこもの実)を炊き 醇(じゆんらう)(こい酒)に蟹を點ず

字通「蟹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android