精選版 日本国語大辞典 「衆多」の意味・読み・例文・類語 しゅ‐た【衆多】 〘 名詞 〙 =しゅうた(衆多)[初出の実例]「長者、おほきにとみて、庫蔵、衆多(シュタ)(〈注〉ヲヲカリ)なり」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)二)「日本の主にてましますが、しゅたの宝をふりすてて」(出典:叢書本謡曲・浦上(室町末)) しゅう‐た【衆多】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数や量の多いこと。また、そのさま。たくさん。あまた。しゅた。[初出の実例]「頭中将小舎人童行事後乗之者太以衆多也」(出典:明衡往来(11C中か)上本)[その他の文献]〔史記‐鄒陽伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「衆多」の読み・字形・画数・意味 【衆多】しゆうた 多数。魏・陳琳〔呉の将校部曲に檄する文〕夫(か)の甘言に誘せられ、小惠を懷寶(くわいはう)し、且(かうしょ)に泥滯(でいたい)し、沒するも覺らず、波に隨つて漂し、(へう)とに滅するの(ごと)き、亦た甚だ衆多なり。吉凶得失、豈に哀しからずや。字通「衆」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報