衆流(読み)しゅる

精選版 日本国語大辞典 「衆流」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐る【衆流】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」「る」はそれぞれ「衆」「流」の呉音 ) =しゅうりゅう(衆流)
    1. [初出の実例]「而未八地以上冥合衆流、更無異趣」(出典:勝鬘経義疏(611)十大受章)

しゅ‐りゅう‥リウ【衆流】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」は「衆」の呉音 ) =しゅうりゅう(衆流)
    1. [初出の実例]「衆流(シュリウ)の海に入が如く、万木の風に靡くに似たり」(出典:源平盛衰記(14C前)一四)

しゅう‐りゅう‥リウ【衆流】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多く水流。多くの川。しゅりゅう。しゅる。〔謝霊運‐山居賦〕
  3. 多くの流儀。多くの流派諸流。〔夏侯湛‐東方朔画賛序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「衆流」の読み・字形・画数・意味

【衆流】しゆうりゆう(りう)

多くの水流。学芸の流派。晋・夏侯湛〔東方朔画賛〕三・五典・索・九丘より、陰陽・圖(とゐ)の學、百家衆の論、捷(びんせふ)の辯、離(しり)(ふくぎやく)の數、經石の、射書計、乃ちして其の理を究む。

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