行体(読み)ギョウタイ

精選版 日本国語大辞典 「行体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐たいギャウ‥【行体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書道で、行書の書体。行書。行書体。行。
  3. 身なり。いでたち。ありさま。〔文明本節用集(室町中)〕
  4. 念仏あるいは修行などの姿や様子。また、その方法やあり方。修行者の姿。
    1. [初出の実例]「若し地観を行ずる人の水観を交ふれば邪観と云へる、此れ行躰(キャウタヒ)の邪(よこしま)なるには非ず」(出典:米沢本沙石集(1283)六)
    2. 「山伏の姿に出立て〈略〉さもぎゃうたいの姿なれ共」(出典:浄瑠璃・酒呑童子枕言葉(1710頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む