行体(読み)ギョウタイ

デジタル大辞泉 「行体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐たい〔ギヤウ‐〕【行体】

行書書体
身なり。いでたち。特に、山伏など修行者の姿。

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精選版 日本国語大辞典 「行体」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐たいギャウ‥【行体】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 書道で、行書の書体。行書。行書体。行。
  3. 身なり。いでたち。ありさま。〔文明本節用集(室町中)〕
  4. 念仏あるいは修行などの姿や様子。また、その方法やあり方。修行者の姿。
    1. [初出の実例]「若し地観を行ずる人の水観を交ふれば邪観と云へる、此れ行躰(キャウタヒ)の邪(よこしま)なるには非ず」(出典:米沢本沙石集(1283)六)
    2. 「山伏の姿に出立て〈略〉さもぎゃうたいの姿なれ共」(出典:浄瑠璃・酒呑童子枕言葉(1710頃)四)

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