行元寺(読み)ぎようがんじ

日本歴史地名大系 「行元寺」の解説

行元寺
ぎようがんじ

[現在地名]夷隅町荻原

荻原の行元寺谷おぎわらのぎようがんじやつにあり、東頭山無量寿院と号し、天台宗。本尊阿弥陀如来。嘉祥年間(八四八―八五一)円仁の開基と伝え、もとは小田喜おだき(現大多喜町)山中にあり、三学院無量寺と号したという。安元元年(一一七五)に平重盛が大檀那として再興、治承四年(一一八〇)住持弁栄の時、大納言冷泉行元の発願により荻原の茶田谷ちやだやつの地に堂宇を建立して行元寺と改称したという(夷隅郡誌)。寺蔵の聖教断簡奥書に永和三年(一三七七)一二月三日の年紀と行元寺海吽とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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