デジタル大辞泉 「行障」の意味・読み・例文・類語 こう‐しょう〔カウシヤウ〕【行障】 天皇・神祇の臨幸や霊柩れいきゅうの葬送などのとき、その前後左右を隠すために用いた白布の幕。歩陣ぶじん。歩帳。こうぞう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「行障」の意味・読み・例文・類語 こう‐しょうカウシャウ【行障】 行障〈皇大神宮遷宮祭典図〉〘 名詞 〙 歩行時に用いる障蔽具。天皇や、遷宮の際の神祇の臨幸路に、露顕をはばかって前後左右から囲んだもの。横木に白布をたらし、柄をつけて従者が持ち歩いた。ぎょうしょう。[初出の実例]「次行障、〈以帛絹縫之、長各五尺余五幅、蔵人所雑色以下十六人、着当色持之、御輿左右各五人、前後各三人〉」(出典:左経記‐類聚雑例・長元九年(1036)五月一九日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例