衣装哲学・衣裳哲学(読み)いしょうてつがく

精選版 日本国語大辞典 「衣装哲学・衣裳哲学」の意味・読み・例文・類語

いしょうてつがく イシャウテツガク【衣装哲学・衣裳哲学】

[1] (原題Sartor Resartus 「仕立屋の仕立なおし」の意) カーライル著の訳名。一八三六年刊行。宇宙衣服のようなものとみなし、魂と意志の力を強調した自叙伝的評論。衣服哲学。
[2] 〘名〙 転じて、人間衣装をまとう現象についての理論
話術(1947)〈徳川夢声〉二「同じ材料で、如何に見事な、スマートな服装が出来るか、を面白く衣裳哲学を混えて斯道達人に語って貰ひたいです」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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