表面ポテンシャル(読み)ひょうめんポテンシャル(その他表記)surface potential

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表面ポテンシャル」の意味・わかりやすい解説

表面ポテンシャル
ひょうめんポテンシャル
surface potential

(1) 固体または液体と空気との境界面にできる電位差。たとえば金属電解質などの導体において電子は熱運動により絶えず表面からわずかに外に飛出しては戻っているから,表面の外側は負,内側は正の電気二重層ができて外側は内部より電位が低い。この両側の電位差を表面ポテンシャルという。 (2) 半導体の表面と内部における電子に対するポテンシャルの差。他の物質との接触によって,表面に電気二重層ができるために生じる。整流作用の原因になる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む