表面色(読み)ひょうめんしょく(その他表記)surface colour

精選版 日本国語大辞典 「表面色」の意味・読み・例文・類語

ひょうめん‐しょくヘウメン‥【表面色】

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Oberflächenfarbe の訳語 ) 不透明な物体表面の色。発色状態による色の分類一つ。また、ドイツの学者カッツによる色の知覚的分類の一つ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「表面色」の意味・わかりやすい解説

表面色
ひょうめんしょく
surface colour

ドイツの心理学者 D.カッツの分類による色の現れ方の一つで,不透明な物体や色紙の表面にみられるような色の現れ方をさす。表面色特徴としては,定位がはっきりし,面が堅く,物体の形に応じて湾曲し,木目 (きめ) をもつことなどがあげられる。 (→空間色 , 面色 )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android