袋広瀬村(読み)ふくろひろせむら

日本歴史地名大系 「袋広瀬村」の解説

袋広瀬村
ふくろひろせむら

[現在地名]佐土原町下田島しもたじま下那珂しもなか

東流する石崎いしざき川流域に位置し、西の洪積台地と東の砂丘との間に沖積平野が広がる。北は下田島村に接し、村域は現在の下田島南部および下那珂の一部にあたる。広瀬村とも記される(日向国覚書など)。中世からみえる袋の地名は当地付近に比定され、国富くどみ庄に含まれていた。建久図田帳に八条女院領国富庄の一円庄のうちに那珂郡内の「袋十五丁」がみえ、地頭は土持太郎信綱(宣綱)であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む