被爆者と折り鶴

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被爆者と折り鶴

1945年8月、2歳の時に広島で被爆し、回復を願って鶴を折り続けた佐々木禎子ささき・さだこさんが10年後に白血病で死去した悲話内外に紹介されたことをきっかけに、折り鶴が非核と平和のシンボルに。被爆者たちは海外での証言活動や国際会議の際に、現地の市民らとバッジを交換し交流を深めた。制定に向け市民が大きな役割を果たした核兵器禁止条約交渉では、米国などに同調し条約に背を向け、欠席した日本政府代表席に折り鶴が置かれたこともある。(共同)

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