精選版 日本国語大辞典 「裁判・宰判」の意味・読み・例文・類語
さい‐ばん【裁判・宰判】
〘名〙
① 裁き決定すること。
※石清水文書‐治安三年(1023)一〇月五日・僧兼清解案「今全為レ絶二将来横妨一、重請レ申当時之裁判如レ件、望請レ令二裁判一、永停下止非二門徒一宮寺司之横妨上」
(ロ) 特に現代、法律上の争いについて裁判所が判断を下すこと。内容によって民事裁判・刑事裁判などに分かれ、形式によって判決・決定・命令に分かれる。日本では、公正を期するため三審制度が実施され、また、司法権独立の原則、裁判官の身分保障、公開裁判の原則などが認められている。
② とりしきること。管理すること。支配すること。
④ 判断すること。
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