装飾美術(読み)そうしょくびじゅつ

精選版 日本国語大辞典 「装飾美術」の意味・読み・例文・類語

そうしょく‐びじゅつ サウショク‥【装飾美術】

〘名〙 図案象眼鋳金蒔絵染織など、装飾目的とする美術
※桑の実(1913)〈鈴木三重吉〉一「装飾美術の手工を教へる看板をかけてゐられた」

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デジタル大辞泉 「装飾美術」の意味・読み・例文・類語

そうしょく‐びじゅつ〔サウシヨク‐〕【装飾美術】

器具建造物などの装飾を目的とする美術。

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世界大百科事典(旧版)内の装飾美術の言及

【装飾】より

…加工の技法としては,塗装,線描,彩色,陽刻,陰刻,焼付,張付,はめ込み,染め,刷りなどがある。 美術上の装飾は再現美術representative artに対する装飾美術decorative artを意味するが,再現的な絵画も壁とか障屛とかの実用体に適用されて室内装飾に使用された場合には装飾美術としての役目を果たしているということができる。泉池や建物に適用された彫刻の場合も同じである。…

※「装飾美術」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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