裏面照射型CMOSセンサー(読み)リメンショウシャガタシーモスセンサー

カメラマン写真用語辞典 の解説

裏面照射型CMOSセンサー

 ソニーが開発した 「裏面照射型構造」 を採用したCMOSセンサーのこと。平成20 (2008) 年6月に開発を発表、翌平成21 (2009) 年にまずビデオカメラ “ハンディカム” で製品化。次いで、同年9月発売のデジタルスチルカメラ “サイバーショット” にも搭載した。「 Exmor R 」 (エクスモア アール) という名称が付けられた。  裏面照射型とは、それまでのCMOSセンサーの構造が、入射光をとりいれるフォトダイオードの上に配線のための層が配置されていたのを逆にし、フォトダイオード (受光素子) を前に出し、配線層をその下にした、つまり従来構造とは表裏をさかさまにしたことに由来する。  フォトダイオードへの入射を妨げていた配線層が移動したぶん、フォトダイオードが広い面積でたっぷりな光を受光できるようになり、結果として暗い場所でもしっかりした画像の撮影が可能になった。感度では、従来の2倍の感度が得られたという。ということは、従来と同じ感度では発生するノイズも少なくなることを意味する。  なお、裏面照射型CMOSセンサーは東芝も開発をしており、平成22 (2010) 年には出荷を予定している。

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