補永茂助(読み)ホナガ シゲスケ

20世紀日本人名事典 「補永茂助」の解説

補永 茂助
ホナガ シゲスケ

明治〜昭和期の神道学者 東京女高師教授。



生年
明治14(1881)年6月20日

没年
昭和7(1932)年10月20日

出生地
愛知県渥美郡大崎村(現・豊橋市)

学歴〔年〕
東京帝大文科大学哲学科〔明治39年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔大正14年〕

経歴
大正2年から6年までイエナ大、ロンドン大、オックスフォード大に留学。13年東京女高師教授に就任。また東京文理大、国学院大各講師を務めた。日本思想史の研究を通して神道と国民道徳との関係を研究し、特に外国人の神道観検討において業績があった。著書に「日本倫理思想の系統」「日本思想の研究」「神道の根本主義」「天照大神の神学的研究」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「補永茂助」の解説

補永茂助 ほなが-しげすけ

1881-1932 大正-昭和時代前期の神道学者。
明治14年6月20日生まれ。ドイツ,イギリスに留学。東京女高師教授,東京文理大・国学院大講師をつとめた。日本思想史を専攻,外国人の神道観を研究した。昭和7年10月20日死去。52歳。愛知県出身。東京帝大卒。著作に「日本思想の研究」「欧米人の神道観」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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