褥/蓐(読み)ジョク

大辞林 第三版の解説

にく【褥】

〔「にく」は呉音〕
毛の敷物。しとね。 「御-しきて、そのうへにゑんざ二まいしきて/御湯殿上 大永七
〔その皮が敷物に適することから〕 カモシカの異名。〔節用集 文明本

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の褥/蓐の言及

【茵】より

…茵は昼の御座として畳の上に座布団として敷くほか,倚子(いし)や床子(しようじ)の上にも敷いて使った。寝るときに敷くものも〈しとね〉といい褥の字をあてているが,同じく〈しとね〉と呼ぶ理由は,古くは寝具も座具もきちんとした区別がなかったためと考えられる。【小泉 和子】。…

【寝具】より

…奈良時代から平安時代にかけての畳は長さ7,8尺ぐらい,幅3,4尺ぐらいで,薦4,5枚を重ねた上に藺や菅の蓆をかぶせ,縁をつけたものであった。そしてこの上にさらに褥(しとね)を敷いた。褥は上蓆(うわむしろ)ともよばれるが,絹織物または藺蓆を表に,真綿や菅を芯にして四周に縁をつけたものである。…

※「褥/蓐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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