西園寺公基(読み)さいおんじ きんもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西園寺公基」の解説

西園寺公基 さいおんじ-きんもと

1220-1275* 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
承久(じょうきゅう)2年生まれ。西園寺実氏(さねうじ)の長男。母は藤原親雅(ちかまさ)の娘。嘉禎(かてい)2年参議となり,仁治(にんじ)2年権(ごんの)大納言,建長6年内大臣,正嘉(しょうか)元年右大臣にのぼった。正二位。京極前右大臣,万里小路(までのこうじ)右府とよばれた。文永11年12月14日死去。55歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「西園寺公基」の解説

西園寺公基

没年:文永11.12.14(1275.1.12)
生年:承久2(1220)
鎌倉時代初中期の公家。父は太政大臣西園寺実氏。母は参議藤原親雅の娘。公相庶兄。嘉禎2(1236)年2月参議になったのち,権中納言,権大納言,内大臣を経て,正嘉1(1257)年11月右大臣となったが,翌年10月辞任した。京極右府,万里小路右府と号す。

(森茂暁)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android