西堀一三(読み)ニシボリ イチゾウ

20世紀日本人名事典 「西堀一三」の解説

西堀 一三
ニシボリ イチゾウ

昭和期の茶道研究家,花道研究家



生年
明治36(1903)年1月3日

没年
昭和45(1970)年1月7日

出生地
滋賀県

学歴〔年〕
京都帝大国史科卒,京都帝大大学院日本精神史専攻

経歴
大学院在学中から生け花作家・西川一草亭私淑、昭和6年一草亭が季刊誌瓶史」を発行するに当たり、請われて編集担当。歴史、美術、文化の一流執筆陣による特異の雑誌を作った。その間「茶道全集」(全15巻)の編集に従事。花道、茶道の流れに日本文化の精神的系譜を求め、古書解文により研究業績を残した。著書に「日本花道史」「日本茶道史」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西堀一三」の解説

西堀一三 にしぼり-いちぞう

1903-1970 昭和時代の茶道・華道研究家。
明治36年1月3日生まれ。西川一草亭の季刊誌「瓶史」の編集を創刊から担当。「茶道全集」の編集にくわわり,「日本花道史」「日本茶道史」などおおくの著作をのこした。昭和45年1月7日死去。67歳。滋賀県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例