精選版 日本国語大辞典「特異」の解説
とく‐い【特異】
〘名〙 (形動) 比べてみたとき、何かの点ではっきり他とちがっていること。他と異なり特にすぐれていること。また、そのさま。
※舎密開宗(1837‐47)内「塩酸加里は加里と塩酸の中和塩なり特異の用無し」
※月に吠える(1917)〈萩原朔太郎〉序「極めて普遍性のものであって、同時に極めて個性的な特異なものである」 〔漢書‐劉向伝〕
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