デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西川伊三郎」の解説
西川伊三郎(3代) にしかわ-いさぶろう
文化8年生まれ。大坂から江戸にいき3代伊三郎をつぐ。のち西川家ゆかりの3代吉田冠二をつぎ,陸奥大掾(みちのくのだいじょう)を受領して江戸の結城(ゆうき)座で活躍した。明治5年1月5日死去。62歳。
西川伊三郎(5代) にしかわ-いさぶろう
天保(てんぽう)15年生まれ。西川伊三郎(3代)の子。明治のはじめ5代をつぎ,東京で活動した。明治38年10月死去。62歳。江戸出身。
西川伊三郎(2代) にしかわ-いさぶろう
安永7年生まれ。初代伊三郎の門人。江戸の肥前座などで座頭として活躍した。弘化(こうか)3年8月12日死去。69歳。本名は萩野忠次郎。
西川伊三郎(初代) にしかわ-いさぶろう
大坂から江戸にいき活動した西川吉右衛門といわれる。天保(てんぽう)3年(1832)ごろ死去。