デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西澗子曇」の解説 西澗子曇 せいかん-しどん 1249-1306 南宋(なんそう)(中国)の僧。淳祐9年生まれ。臨済(りんざい)宗。文永8年来日。正安(しょうあん)元年一山一寧(いっさん-いちねい)にしたがい再来日。北条貞時に信任され鎌倉の円覚寺・建長寺住持となる。書画をよくした。嘉元(かげん)4年10月28日死去。58歳。浙江省出身。俗姓は黄(こう)。諡号(しごう)は大通禅師。道号は西礀ともかき,法名は「すどん」ともよむ。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例