西野朗(読み)にしの あきら

知恵蔵mini 「西野朗」の解説

西野朗

元サッカー選手、サッカー指導者。1955年4月7日、埼玉県生まれ。現役時代のポジションは主に攻撃的ミッドフィールダー(MF)。早稲田大学を経て日立製作所でプレーし、日本代表では12試合1得点の成績を残す。90年に現役を引退し、91年、U-20日本代表監督に就任。94年からはU-23日本代表監督として、96年アトランタ五輪で28年ぶりとなる日本の本大会出場を成し遂げ、本大会ではブラジル代表に勝利して「マイアミ奇跡」を起こした。98年から2001年まで柏レイソルの監督を務め、02年にガンバ大阪の監督に就任。11年まで指揮をとり、05年にJ1リーグ優勝、08年にはAFCチャンピオンズリーグ優勝を達成した。その後、12年にヴィッセル神戸、14~15年に名古屋グランパスの監督を歴任。16年からは日本サッカー協会の技術委員長を務めていたが、18年4月、同月に解任されたバヒド・ハリルホジッチ監督に代わり日本代表監督に就任した。

(2018-4-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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