日本歴史地名大系 「西長瀬村」の解説 西長瀬村にしながせむら 岡山県:岡山市旧御野郡地区西長瀬村[現在地名]岡山市西長瀬中仙道(なかせんどう)村の西、笹(ささ)ヶ瀬(せ)川の東岸にあり、対岸は久米(くめ)村・白石(しらいし)村、南は田中(たなか)村。北の北長瀬村との境を鴨方(かもがた)往来が通る。同往来は久米村へ白石橋(板橋)で渡河(文化年間「岡山藩領手鑑」)。橋の東詰、土手上に茶店があった(吉備温故秘録)。寛永備前国絵図に村名がみえ、高四七二石余。「備陽記」によると田畑二八町一反余、家数三七・人数一八七。前掲手鑑では直高二八九石余、蔵入と家臣四名の給地。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by