視床症候群(読み)ししょうしょうこうぐん(その他表記)thalamic syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「視床症候群」の意味・わかりやすい解説

視床症候群
ししょうしょうこうぐん
thalamic syndrome

視丘症候群ともいう。小脳で終結するもの以外の,すべての感覚神経の経路にあたる視床の障害による広範な症候群をいう。原因は普通出血血栓腫瘍炎症などである。症状は障害部位と反対側の感覚,ことに深部感覚の麻痺,半身運動失調と立体感覚障害,顔面から四肢にかけて発作性をもち増強する頑固な疼痛,障害部位と同側のアテトーゼ様症状,半盲,けいれん笑いなどである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む