視神経乳頭黒色細胞腫(読み)ししんけいにゅうとうこくしょくさいぼうしゅ(その他表記)Melanocytoma of Optic Disc

家庭医学館 「視神経乳頭黒色細胞腫」の解説

ししんけいにゅうとうこくしょくさいぼうしゅ【視神経乳頭黒色細胞腫 Melanocytoma of Optic Disc】

[どんな病気か]
 目に発生する良性腫瘍(りょうせいしゅよう)の1つです。メラニン色素を含んだ細胞のかたまりであるために真っ黒で、あまり大きくなく、視神経乳頭の上、またはその一部をおおうようにおこります。
 頻度は、白人に少なく、有色人種に多いとされています。
 腫瘍なのですが、形は扁平(へんぺい)で、突出したりすることはあまりありません。まれに視神経網膜(もうまく)の中に入り込むこともあるようです。
 症状としては、ときに視力が低下したり、視野の異常がみられることがあります。
 良性腫瘍ですので、視機能に影響がないかぎり、経過を観察するだけで、特別の治療は行なわれません。

出典 小学館家庭医学館について 情報

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