覚眼(読み)かくげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚眼」の解説

覚眼 かくげん

1643-1725 江戸時代前期-中期の僧。
寛永20年生まれ。薩摩(さつま)(鹿児島県)の真言宗大乗院で出家大和(奈良県)長谷寺などで顕教,密教をまなび,江戸円福寺にはいる。宝永2年(1705)京都智積院11世となった。ついで江戸護持院にうつり,新義僧録職に就任享保(きょうほう)10年11月8日死去。83歳。薩摩出身。字(あざな)は空覚。号は抱拙。著作に「大日経住心品疏冠註」「十巻章撮義鈔」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android