精選版 日本国語大辞典 「親の欲目」の意味・読み・例文・類語 おや【親】 の 欲目(よくめ) 親はわが子がかわいいため、実際以上にひいき目に見ること。親の目はひいき目。[初出の実例]「親の欲目(ヨクメ)か知らね共、ほんにそなたの器量なら十人並にもまさった娘」(出典:浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)九) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
ことわざを知る辞典 「親の欲目」の解説 親の欲目 かわいさのあまり、実際以上にわが子がよいものに見える親の見方。 [使用例] 親の欲目かもしれないが、普通以上のきりょうを持っている七重に、いっそ好きな相手でも出来ないものかと思ったりすることもあるのだったが[壺井栄*花のいのち|1944] [解説] 「欲目」は、好意的立場や期待などの気持ちから実際以上によく見たり、都合のよいように判断したりすること。 [類句] 親に目なし/親の目はひいき目 出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報