親兄(読み)シンキョウ

デジタル大辞泉 「親兄」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう〔‐キヤウ〕【親兄】

肉親である兄。実兄しんけい
入鹿が妹橘姫―に代へ忠義の貞節」〈浄・妹背山

しん‐けい【親兄】

しんきょう(親兄)

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精選版 日本国語大辞典 「親兄」の意味・読み・例文・類語

しん‐きょう‥キャウ【親兄】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きょう」は「兄」の呉音 ) 自分の兄。親身(しんみ)の兄。実兄。しんけい。
    1. [初出の実例]「それそれの心、わきてしりがたし。親兄(シンキャウ)のおそれ。世のはばかりをおもへば」(出典評判記・満散利久佐(1656)序)

しん‐けい【親兄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 自分の兄。実兄。しんきょう。〔漢書‐韓安国伝〕
  3. 年長の男子を親しんで呼ぶときに使う語。

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普及版 字通 「親兄」の読み・字形・画数・意味

【親兄】しんけい

実兄。

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