観光尼(読み)かんこうに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「観光尼」の解説

観光尼 かんこうに

1785-1868 江戸時代後期の尼僧
天明5年生まれ。曹洞(そうとう)宗。8歳で出家,得度尾張(おわり)(愛知県)の微笑堂にすむ。文政12年「阿難講式」の流布本を完成させた。のち京都養林庵10代法嗣となり同院を復興した。明治元年11月10日死去。84歳。丹波桑田郡(京都府)出身俗姓草木。号は寂宗。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android