観楽寺(読み)かんらくじ

日本歴史地名大系 「観楽寺」の解説

観楽寺
かんらくじ

[現在地名]美山町大字静原 狐段

静原(しずはら)の東部、九鬼(くき)坂の南方台地にある。小倉山と号し、真言宗泉涌寺派、本尊は如意輪観世音菩薩。

寺伝によると延暦年間(七八二―八〇六)の創建といい、本尊如意輪観音に桓武天皇の病気平癒を祈願したところ三日で回復。以後天皇の勅願所として観楽寺の寺号を受け、堂塔伽藍を整備したという。貞治四年(一三六五)、応永二年(一三九五)、延宝七年(一六七九)の三度火災に遭い衰退したが、京都の観楽寺(所在地不明)の大夢が諸国に勧進して天和二年(一六八二)一一月再建。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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