デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「角幡唯介」の解説
角幡唯介 かくはた-ゆうすけ
昭和51年2月5日生まれ。早大探検部OB。平成13年ヨットによる太平洋横断,ニューギニア島トリコラ北壁初登,14年にはチベットのヤル・ツアンポー峡谷を単独で探検。15年朝日新聞社に入社,20年朝日新聞社を退社して,ネパール雪男捜索隊に加わる。22年「空白の五マイル―チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」で開高健ノンフィクション賞,大宅壮一ノンフィクション賞,23年第1回梅棹忠夫・山と探検文学賞。24年「雪男は向こうからやって来た」で新田次郎文学賞。25年「アグルーカの行方―129人全員死亡、フランクリン隊が見た北極」で講談社ノンフィクション賞。北海道出身。著作はほかに「川の吐息、海のため息―ルポ黒部川ダム排砂」。