

(化)(か)声。
と通じ、うごく。
字鏡、享和本〕訛 太波己止(たはこと) 〔名義抄〕訛・譌 イツハル・タガフ・カザル・アヤマレリ・ヒナフ・ウゴク・ウゴカス・ヨコタハル・ヨコナハル・カマビスシ
▶・訛濫▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
標準語とあわない発音をいうが、内容はさまざまである。(1)関西のケツネ(狐)のような、個々の単語の発音のずれ、(2)下町ことばのヒとシの混同のような、関係する音節をもつ単語すべてに及ぶもの、(3)母音の音声のずれや単語のアクセントの違いのように、文字に表されないが、朗読すると出るようなもの、などである。(1)については、語源や発想の違うものを俚言(りげん)とよび、発音のずれである訛(訛語(かご))と区別する考えもあるが、実際には境界を引きにくい。(2)や(3)のような訛によって出身地がわかることがある。一方、訛のあることばは社会的に低くみられることがあり、訛を笑われて「方言コンプレックス」に陥ることもある。
[井上史雄]
→方言
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
…普通は場所による違い(地域方言)を指すが,欧米では社会階層,職業による違い(社会方言)をも〈方言〉ということがある。
【方言の概念とその周辺】
[方言と俚言・訛]
学問的には〈方言〉を,ある地域で使われる言葉の全体を指す用語として使う。しかし一般に〈方言〉というと,個々の単語,しかも共通語と語形の違うものを指していうことも多い。…
※「訛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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