寡少(読み)カショウ

デジタル大辞泉 「寡少」の意味・読み・例文・類語

か‐しょう〔クワセウ〕【寡少】

[形動][文][ナリ]非常に少ないさま。ごくわずか。「寡少人員
[類語]わずか少し少ないたったただたかだか僅僅少しく少少多少若干二三少数少量数えるほどしばらくなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少些少最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重雀の涙鼻の差残り少ない

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精選版 日本国語大辞典 「寡少」の意味・読み・例文・類語

か‐しょうクヮセウ【寡少】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 数少ないこと。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「実に大都の露店に通夜するもの千を以て数ふべく而して車夫是に四倍す豈(あに)(また)寡少(クヮセウ)と為すべけんや」(出典最暗黒之東京(1893)〈松原岩五郎〉二四)
    2. [その他の文献]〔晉書‐虞悝伝〕

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普及版 字通 「寡少」の読み・字形・画数・意味

【寡少】かしよう

少ない。

字通「寡」の項目を見る

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