訳官(読み)やっかん

精選版 日本国語大辞典 「訳官」の意味・読み・例文・類語

やっ‐かん ヤククヮン【訳官】

〘名〙 翻訳、または通訳をする役人通訳官通事
解体新書(1774)序「其来鬻我也、官構邸於崎陽而館之、為置訳官、協辞達志、通欲成利」 〔漢書‐百官公卿表〕

やく‐かん ‥クヮン【訳官】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「訳官」の読み・字形・画数・意味

【訳官】やくかん(くわん)

通訳官。〔漢書、百官公表上〕典客、秦の官。の歸義の蠻夷を掌る。~景中六年、名を大行令と(あらた)む。武太初元年、名を大鴻臚(だいこうろ)とむ。屬官に行人・譯官~り。

字通「訳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android