詩ガルタ(読み)シガルタ

デジタル大辞泉 「詩ガルタ」の意味・読み・例文・類語

し‐ガルタ【詩ガルタ】

歌ガルタをまねて、漢詩絶句の起・承2句を上の句、転・結の2句を下の句としたカルタ。上の句を読み、下の句を拾って競い合う。

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精選版 日本国語大辞典 「詩ガルタ」の意味・読み・例文・類語

し‐ガルタ【詩ガルタ】

  1. 〘 名詞 〙 ( カルタは[ポルトガル語] carta ) カルタの一種。「百人一首」をまねて漢詩の絶句の起承二句を上(かみ)の句、転結の二句を下(しも)の句としたカルタ。上の句を読み、下の句を拾い取って数を競い合う。
    1. [初出の実例]「折て無興な姫の紅分天(ふで) 詩がるたは読書のためのいろは分〈浮謳〉」(出典俳諧・海陸前集(1707)春)

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