誉田甚八(読み)ホンダ ジンパチ

20世紀日本人名事典 「誉田甚八」の解説

誉田 甚八
ホンダ ジンパチ

明治期の陸軍歩兵大佐



生年
明治2年12月29日(1870年)

没年
明治42(1909)年5月30日

出身地
加賀国金沢(石川県)

学歴〔年〕
陸大〔明治31年〕卒

経歴
陸軍大学校在学中に日清戦争に会し、近衛歩兵第3連隊に入り出征、終戦後に復学し、明治31年卒業。32年参謀本部員となり、以来戦史編纂に従事する。北清事変には第5師団参謀として従軍日露戦争には大本営軍議に参じ、特に日清戦争・北清事変・日露戦争の3戦史は多くの部分を編修した。陸軍大学校教官も務めた。陸軍大佐。著書に「露国行動」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「誉田甚八」の解説

誉田甚八 ほんだ-じんぱち

1870*-1909 明治時代軍人
明治2年12月29日生まれ。32年参謀本部員となり,以後日清,北清,日露の戦史編修に従事する。陸軍大学校教官もつとめた。陸軍大佐。明治42年5月30日死去。41歳。加賀(石川県)出身。陸軍大学校卒。著作に「露国の行動」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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