デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「誓真」の解説 誓真 せいしん 1742-1800 江戸時代中期-後期の僧。寛保(かんぽう)2年生まれ。安芸(あき)広島の商人であったが,厳島(いつくしま)にわたり浄土宗光明院で修行し僧となる。当時困窮していた島民に,厳島をおとずれる人々の土産用として杓子(しゃくし)などの細工もの(宮島細工)の製作・販売をすすめ,島民の自活の道をひらいた。寛政12年8月6日死去。59歳。俗姓は村上。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例