精選版 日本国語大辞典 「誓詞」の意味・読み・例文・類語 せい‐し【誓詞】 〘 名詞 〙① 誓いのことば。かたい約束のことば。誓言。[初出の実例]「葛藤はかま両筆の物〈旨恕〉 取かはす誓詞きかすな轡虫〈昌本〉」(出典:俳諧・難波風(1678))② 神仏に起請すること。また、その文言。起請文。誓文。[初出の実例]「既驚二神慮一、以二誓詞一申合、飜二翌日一事」(出典:上杉家文書‐永祿七年(1564)六月二四日・上杉輝虎願書写)[その他の文献]〔正字通〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の誓詞の言及 【古文書】より …老中作成文書には老中奉書,同口上書,同申渡書,同御書附があり,伺書に対する御附札がある。役職就任には御役誓詞(起請文)を提出し,上申文書には伺書,進達書があり,訴訟については訴状(目安),返答書,裁許状,内済証文が作成された。 大名文書(藩政)は大藩では数万点に及ぶ。… ※「誓詞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by