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調節麻痺 ちょうせつまひaccommodation paralysis

世界大百科事典 第2版の解説

ちょうせつまひ【調節麻痺 accommodation paralysis】

眼内のレンズである水晶体の厚さを増して,近くの目標物を見るためにピントを合わせることを調節という。この調節力が低下すると,遠くのものはよく見えていても,近くのものにピントが合わず,見えにくい状態が起きる。老化によって調節力が低下する生理的な状態が老視(老眼)であるが,老視以外の病的原因でこのような状態が起きたものを調節麻痺という。水晶体の厚さを増すために働く毛様体筋動眼神経の麻痺,あるいは脳の中枢の病変によって起こる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報