談天門院(読み)だんてんもんいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「談天門院」の解説

談天門院 だんてんもんいん

1268-1319 鎌倉時代,後宇多天皇の妃。
文永5年生まれ。参議五辻忠継の娘。正応(しょうおう)元年尊治(たかはる)親王(後醍醐(ごだいご)天皇)を生む。正安(しょうあん)3年准三宮(じゅさんぐう)となる。嘉元(かげん)元年出家し,文保(ぶんぽ)2年院号をうけた。元応元年11月15日死去。52歳。名は忠子。法名は蓮華智。

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朝日日本歴史人物事典 「談天門院」の解説

談天門院

没年:元応1.11.15(1319.12.27)
生年:文永5(1268)
鎌倉後期の女院。もと後宇多天皇の女房で,天皇との間に後醍醐天皇を生む。参議五辻忠継の娘。名は忠子。亀山法皇にも仕えた。正安3(1301)年准后,文保2(1318)年院号宣下。

(秋山喜代子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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