20世紀日本人名事典 「諏訪三郎」の解説 諏訪 三郎スワ サブロウ 大正・昭和期の小説家,編集者 生年明治29(1896)年12月3日 没年昭和49(1974)年6月14日 出生地福島県安積郡 本名半沢 成二 経歴高小卒業後上京して夜学に通学。のち中央公論社、中外商業新報社などの記者を歴任する。そのかたわら作家を志し、志賀直哉、佐藤春夫に私淑し、大正13年創刊の「文芸時代」同人となり、「『紳士の話』と失業者」「経験派」などの作品を発表。他の作品に「応援隊」「剥がれゆくもの」などがある。昭和5年以降は少女小説、婦人小説などの大衆作家に転じ、16年刊行の「大地の朝」などを発表。他の著書に「ビルディングの生棲者」「就職戦線」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「諏訪三郎」の解説 諏訪三郎 すわ-さぶろう 1896-1974 大正-昭和時代の小説家。明治29年12月3日生まれ。「中央公論」などの記者のかたわら執筆,大正13年「応援隊」で文壇に登場。また川端康成らの「文芸時代」の同人となる。のち婦人小説などで活躍。昭和49年6月14日死去。77歳。福島県出身。本名は半沢成二。作品に「大地の朝」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by