日本歴史地名大系 「諫早神社」の解説 諫早神社いさはやじんじや 長崎県:諫早市輪内諫早神社[現在地名]諫早市宇都町本明(ほんみよう)川右岸に鎮座。古くは四面(しめん)宮(おしめんさん)と称され、諫早郷の惣鎮守という。旧県社。祭神は大己貴命・少彦名命。雲仙(うんぜん)岳の温泉(おんせん)神社(現小浜町)と同じ頃、神亀五年(七二八)の創建と伝えるが、明らかではない。本宮の参拝は険阻な地にあるため遥拝所として雲仙山麓に分祀した一七ヵ所の一つとされるが、なかでも本宮と密接な末社として山田(やまだ)(現吾妻町)・有家(ありえ)(現有家町)・千々石(ちぢわ)(現千々石町)・諫早の四ヵ所があり、その一つという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by