讐敵(読み)シュウテキ

デジタル大辞泉 「讐敵」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐てき〔シウ‐〕【×讐敵】

恨みのある相手仇敵。かたき。
「獣のごとき憎悪と―のごとき怨恨」〈倉田愛と認識との出発

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精選版 日本国語大辞典 「讐敵」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐てきシウ‥【讐敵・讎敵】

  1. 〘 名詞 〙 うらみのある相手。仇敵(きゅうてき)。あだ。
    1. [初出の実例]「然而守元命朝臣専営京洛之世途、無黎元之愁苦忝有国宰之階、猶夷狄讎敵」(出典:宝生院文書‐永延二年(988)一一月八日・尾張国郡司百姓等解)
    2. 「志不合時は骨肉も讐敵たりと」(出典:十訓抄(1252)六)

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普及版 字通 「讐敵」の読み・字形・画数・意味

【讐敵】しゆう(しう)てき

かたき。〔漢書、鄒陽伝〕(獄中上書)故に合へば、則ち胡越も兄弟と爲り、~合はざれば、則ち骨も讐と爲る。

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