谷口春斎(読み)たにぐち しゅんさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷口春斎」の解説

谷口春斎 たにぐち-しゅんさい

1830-1892 幕末-明治時代の医師
文政13年8月24日生まれ。代々近江(おうみ)岩根村(滋賀県甲西町)の医家。大坂で華岡(はなおか)青洲の娘婿の華岡準平にまなび,塾頭をつとめる。帰郷して家業をつぎ,治療のかたわらおおくの門人をそだてた。広瀬旭荘の門にはいり,詩文もよくした。明治25年7月28日死去。63歳。名は遷(うつる)。字(あざな)は喬卿。別号に文達。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android