谷町筋遺跡(読み)たにまちすじいせき

日本歴史地名大系 「谷町筋遺跡」の解説

谷町筋遺跡
たにまちすじいせき

[現在地名]西淡町志知鈩

西淡丘陵の麓台地末端、およびその前面の標高二〇メートル前後の沖積地にある。北に隣接する鈩田たたらだ遺跡とは約一〇〇メートルの距離であり、西のしろこし遺跡とともに一連の遺跡と考えられている。縄文時代後期・弥生時代―平安時代前半、平安時代後半―室町時代に存続した。昭和五七―六〇年(一九八二―八五)発掘調査された。

室町時代後半の遺構は、当時の農村における屋敷地を示したものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android