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豊原時元 とよはらの ときもと

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

豊原時元 とよはらの-ときもと

1058-1123 平安時代後期の雅楽家。
康平元年生まれ。豊原時光(ときみつ)の4男。兄の豊原公里(きみざと),時忠(ときただ)に(しょう)をまなぶ。堀河天皇の笙の師範。左近将監(さこんのしょうげん)。「続教訓抄」には,父の弟子の源義光(よしみつ)(新羅三郎(しんら-さぶろう))から秘伝をうけたという話がのっている。保安(ほうあん)4年6月21日死去。66歳。

出典|講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

とよはらときもと【豊原時元】

1058‐1123(康平1‐保安4)
平安後期の雅楽家。豊原時光の子。従五位下,左近将監。堀河院の笙(しよう)師範として北面に列し寵愛をうけた。時元の逸話は《続教訓抄》《体源鈔》に多くみえ,生得の才能を練習で琢磨した人であったという。中御門宗俊の弟子となり,師の死後,夢中に謁して秘説を受けた。また名物笙〈交丸(まじえまろ)〉を写して時元の作った〈新交丸〉は音声はなはだ妙で,〈藍ヨリモ青キ身〉と評された。【今泉 淑夫】

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