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豊竹越前少掾 とよたけ えちぜんのしょうじょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

豊竹越前少掾 とよたけ-えちぜんのしょうじょう

1681-1764 江戸時代前期-中期の浄瑠璃(じょうるり)太夫。
天和(てんな)元年生まれ。大坂の人。義太夫節の初代竹本義太夫の弟子。初名竹本采女(うねめ)。元禄(げんろく)16年豊竹若太夫(初代)と改名し,豊竹座を創設。上野少掾(こうずけのしょうじょう)ついで越前少掾を受領。東風(ひがしふう)とよばれる華麗な芸風で人気をえた。梁塵軒(りょうじんけん)の号で浄瑠璃も執筆。明和元年9月13日死去。84歳。通称は幾竹屋,河内屋(かわちや)勘右衛門。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

豊竹越前少掾
とよたけえちぜんのしょうじょう

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の豊竹越前少掾の言及

【義太夫節】より

…日本古典音楽の種目。竹本義太夫が創始した浄瑠璃の流派。人形芝居の音楽として17世紀後半に成立し,幕末期以後は文楽人形浄瑠璃の音楽として,ひろく親しまれてきた。また,素浄瑠璃として,音楽だけを演奏する場合もある。ふつう浄瑠璃を語る太夫1人,三味線1人で演奏するが,掛合といって大勢で演じたり,箏,胡弓,八雲琴や,ツレ弾きの三味線が加わる曲もある。
[歴史]
 1684年(貞享1),竹本義太夫(筑後掾)が大坂道頓堀に竹本座を創設して,独立興行に踏み出したときにはじまる。…

【浄瑠璃】より

…中世以来の諸音曲を総合した語り物。そのうち浄瑠璃姫と牛若との恋物語《浄瑠璃物語》の内容と曲節とが好評であったことから,これ以外の作品も含めた音曲名となった。初めは素朴な物語的音楽であり,伴奏には扇拍子や琵琶,後には三味線が使用された。操り人形も加わるにいたって独特の語り物による楽劇形態を完成し,ことに中世諸芸能の統合のうえに,近松門左衛門の詞章,義太夫節の曲節につれて舞台の人形が操られるとき,浄瑠璃は近世的・庶民的性格をもつ音楽・文学・演劇の融合芸能として登場した。…

【豊竹若太夫】より

…一度失敗したが,07年(宝永4)豊竹座を再興。のち豊竹上野少掾を受領,さらに31年(享保16)豊竹越前少掾藤原重泰を再受領した。45年(延享2)65歳で引退し,84歳の高齢で没。…

※「豊竹越前少掾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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