豹紋蝶(読み)ヒョウモンチョウ

デジタル大辞泉 「豹紋蝶」の意味・読み・例文・類語

ひょうもん‐ちょう〔ヘウモンテフ〕【×豹紋×蝶】

ヒョウモンチョウ亜科の昆虫はねは開張5~6センチ、橙黄褐色の地に黒紋が散在する。山地高原に多く、低い所を飛び、花に集まる。幼虫食草ワレモコウ。なみひょうもん。
鱗翅りんし目タテハチョウ科ヒョウモンチョウ亜科の昆虫の総称。ヒョウモンチョウ、ツマグロヒョウモンアサヒヒョウモンなど。

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精選版 日本国語大辞典 「豹紋蝶」の意味・読み・例文・類語

ひょうもん‐ちょうヘウモンテフ【豹紋蝶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. タテハチョウ科に属するチョウの一群。一般にはね橙色で黒紋を配し、草原などの花に集まる。日本には一五種産し、ミドリヒョウモン・ウラギンヒョウモン・ツマグロヒョウモンなどがある。〔生物学語彙(1884)〕
  3. タテハチョウ科のチョウ。はねの開張五~六・五センチメートルで、橙黄色の地に黒紋があり、裏面は色が淡い。夏、乾いた草原の花に集まる。幼虫は、ワレモコウなどを食べる。近縁種に小形のコヒョウモンがある。北海道の温暖地と、本州北部から中部山地に分布。国外では、ユーラシア大陸北部に広く分布。〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「豹紋蝶」の解説

豹紋蝶 (ヒョウモンチョウ)

学名Brenthis daphne
動物。タテハチョウ科のチョウ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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