貝子(読み)バイシ

デジタル大辞泉 「貝子」の意味・読み・例文・類語

ばい‐し【貝子】

タカラガイ別名
《「固山貝子」の略》中国清朝皇族などに与えられた第四等の爵位

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「貝子」の意味・読み・例文・類語

ばい‐し【貝子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貝「たからがい(宝貝)」の漢名。《 季語・春 》 〔訓蒙図彙(1666)〕
  3. 中国、元代に雲南地方で銭に代わって使用された宝貝貨幣
  4. ( 満州語ベイレ beile (貝勒)の複数形ベイセ beise を語源とし、諸王の意 ) 中国、清代の爵位。第四等の爵位として、清朝の皇族や藩部の諸王に授与

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「貝子」の読み・字形・画数・意味

【貝子】ばいし

元朝貝貨

字通「貝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android