コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

資本の限界効率 しほんのげんかいこうりつ marginal efficiency of capital

3件 の用語解説(資本の限界効率の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

資本の限界効率
しほんのげんかいこうりつ
marginal efficiency of capital

J.M.ケインズの『雇用・利子および貨幣の一般理論』により導入された概念で,企業家がある資本資産の1単位を増加しようとするとき,その新資本が生み出すと予想される収益率をいう。具体的には割引かれた予想収益の系列をその資本資産の供給価格に等しくさせるときの割引率のことである。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

資本の限界効率【しほんのげんかいこうりつ】

資本資産に対する需要価格は,その資本資産からの将来収益を利子率で割り引くことによって得られる。他方,将来収益を割り引いて資本資産の供給価格と等しくさせるような割引率がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

資本の限界効率
しほんのげんかいこうりつ
marginal efficiency of capital

投資を1単位増やしたとき、それから発生すると予想される予想収益率をいう。投資の限界効率ともよばれる。たとえば機械に投資したとき、その機械の耐用期間中、その稼動によって生み出される毎期の予想収益の系列をQ1, Q2,……, Qnとし、その機械を現在設置するに必要な費用、すなわちその供給価格をRとすれば、資本の限界効率mは、厳密には次の式により定義される。

 資本の限界効率は、各期の予想収益の現在値の総和をその資本資産の供給価格に等しくするような割引率である。この資本の限界効率が現行利子率を上回る限り、その投資計画は有利となり実行に移される。[大塚勇一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

資本の限界効率の関連キーワードケインズケインズ学派ケインズ革命ケインズ経済学石原周夫鬼頭仁三郎塩野谷九十九雇用・利子および貨幣の一般理論ポスト・ケインジアン流動性選好理論

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

資本の限界効率の関連情報